DESIGN

エントランス 完成予想CG

めざしたのは、地の歴史を礎に、
地の自然素材を纏う「現代の御屋敷」。

デザインコンセプトは「現代の御屋敷」。
伸びやかな垂直と水平の連なりが織りなす
精緻でシャープな建築と空間。
繊細かつ大胆な「直線」が描く美しさを
隅々に至るまで追求しました。

<CGギャラリームービー>

  • 連続する美しき垂直線「格子」

    image

    古くは平安時代の寺社仏閣や貴族の住まいである寝殿造に使われた格子。基壇部を構成する木調の格子がつくる表情が、平塚宿だった頃の古き良き日本の街並みを表します。

  • ×
  • 宿場町の歴史を継承「石積み」

    image

    平塚宿の時代、江戸側の見張り場だった錦町界隈。その城門は石積みによって築かれました。建築の顔となるエントランスに石積みを採用。歴史の礎となる素材の採用で土地の記憶を継承します。

  • ×
  • 地の自然を映し出す「素材」

    外観完成予想CG

    アースカラーを基調とした外観デザイン。「木」「石」「土」など、自然をイメージする材料、素材を多く採用。自然豊かな平塚の地に解けこむデザインをめざしました。

外観 完成予想CG

スクロールでチェック

エントランス 完成予想CG

古き良き日本家屋に宿る美意識。

  • 美しき縦ラインで魅せる
    基壇部の主役、格子のファサード。

    平安時代の寺社仏閣や貴族の住まいである寝殿造において、建具として使われてきた格子。その伝統的な美しさもさることながら、ファサード全体が街並みにやさしく解けこむ印象を与えてくれます。また、昼と夜の光の変化で表情が変わる特徴もあります。

  • image

    image

エントランス外観 完成予想CG

平塚宿、江戸方見附の記憶。

  • エントランスの外壁には
    宿場の城門に築かれた石積みを。

    江戸時代、平塚宿、江戸方見附があった錦町周辺 。見附は城下に入る門を示す「城門」のことで、人々を監視する見張り場の役目がありました。城門には石積みの土台が築かれ、宿を見守ってきました。本プロジェクトのエントランスアプローチにも石積みを採用、土地の記憶を継承するとともに、出入口を見守る堅牢な表情を創り出します。

  • 平塚宿 江戸方見附跡(徒歩3分/約170m)

    image

外観 完成予想CG

進化する平塚、
その新たな象徴へと。

  • 空と街を見晴らすように。
    ランドマーク性を高める直線の美。

    ファサードを構成する垂直と水平のシンプルな直線が美しい建築。東側と西側、どちらから見ても同じ表情となるシンボリックなダブルフロントデザイン。 街との調和を図る基壇部、空に解けこむ上層部の伸びやかな水平ライン。そして空と街を見晴らすコーナーサッシ。平塚に次代の存在感を示します。

  • 現地10階相当からの眺望(2021年4月撮影)

エントランスラウンジ 完成予想CG

窓に映る季節の景色とともに。

  • 色づく庭の四季彩を愛でる。
    くつろぎが深まる緑景のラウンジ。

    外観に使われている格子とブラックミラーを用いた壁面が、空間を艶やかに演出する広間「エントランスラウンジ」。内と外とをつなぐ木目の天井。樹々や草花に、照明が陰影を彫り込む美しき庭を、まるで絵画のように切り取る窓。自然が織りなす色彩と光の景を眺めながら上質な時をくつろぐスペースです。

  • image

    image

マテリアル写真

鑑賞される邸宅として、
表情を造りこむ。

自然豊かな平塚に呼応する「材」たち。

自然な色や風合いを表情にもつマテリアル、
テクスチャーを主に採用。
自然豊かな平塚の街に解けこむ落ち着きと、
情緒的な美しさを構成します。

  • 外観|タイル

  • 外観|タイル

  • エントランス床|タイル

  • 外観|塗り壁

  • エントランス天井|木目調アルミ

  • エントランス壁|庵治石

  • 古き良き平塚から導き出す、
    普遍的で正統なる美しさを。

    かつての平塚宿に「現代の御屋敷」を。

    江戸の頃、東海道五十三次の宿場町として栄えていた平塚。そのなかで、錦町のあたりは見附として「城門」の役割を担った場所です。様々な資料を集め、あの頃の風景や街並み、城門の存在感などを想像することで、コンセプトである「現代の御屋敷」というテーマにたどり着きました。

  • 東海道五十三次 平塚 縄手道

  • 時を超えた美意識が息づく、
    伝統的な工法や意匠を随所に。

    宿場の出入口の築かれた門を表す「石積み」をエントランスアプローチに。街との調和を図る基壇部には、宿場町に軒を連ねた家屋の街並みをイメージして縦ルーバーの「格子」を。2階部分には左官仕上げのマテリアルを配してさらに「和」の表情を構成。外観から細部に至るまで、ながく刻まれてきた美意識が息づく伝統的な工法や意匠を随所に取り入れて、普遍的で正統なる美しい「現代の御屋敷」をめざしました。

  • 株式会社
    ヨハクアーキテクツ

    代表取締役 綱島 洋平

    Tsunashima Yohei

    明治大学理工学部建築学科卒業後、大手建設会社を経て、株式会社ヨハクアーキテクツ設立、代表に就任。集合住宅のほか、個人邸、ホテルほか幅広く設計・デザインに携わる。2019年、設計を担当した「宝荘ホテル 道後御湯」で、第11回まつやま景観賞きらめき大賞を受賞。

    明治大学理工学部建築学科卒業後、大手建設会社を経て、2015年、 YOHAKU一級建築士事務所設立、代表に就任。集合住宅のほか、個人邸、ホテルほか幅広く設計・デザインに携わる。2019年、設計を担当した「宝荘ホテル 道後御湯」で、第11回まつやま景観賞きらめき大賞を受賞。

  • 宝荘ホテル 道後御湯

  • 宝荘ホテル 道後御湯

※掲載の完成予想CGは、計画段階の図面を基に描き起こしたものであり、実際とは異なります。雨樋、エアコン室外機・給湯器等再現されていない設備機器等もございます。また、植栽は特定の季節やご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。周辺道路・建物等は簡略化しております。※掲載の眺望写真は、現地10階相当より南方面を2021年4に撮影した眺望写真に、CG処理を加えたもので、実際とは異なります。なお、眺望等は将来的に保証されるものではありません。※掲載のマテリアル写真の色合い等は、モニター表示のため実際とは多少異なります。また、採用素材は施工上の都合により変更になる場合があります。
※表示距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分として算出し、端数は切り上げております。※掲載の環境写真は、2021年8月時点のものです。