DESIGNデザイン
光と咲き誇る
美しき庭園邸宅デザイン
「美しい椿」が咲いていた
土地の記憶を継ぐ、
誇りと愛着がある。
春江町の由来になっている「椿」。
日本原産の長命樹として知られ、
花言葉は「控えめな美」
「完全なる美しさ」。
その意味するところへ。
椿村から受け継がれる時の導き。
暮らしていた人々の想いと歴史を、
ただひたすらに磨き上げていく。
椿村と呼ばれた春江町。その土地の記憶と、
一之江の水と緑を
モチーフに、
光に満ち足りた庭園邸宅をここに描きます。
外観完成予想CG
DESIGN CONCEPT
GRADATIONS
〜光に満ち足りた庭園邸宅〜
全国初の親水公園である古川親水公園を有する
一之江であることを基本に、
水と緑、そしてゆかりのある椿の要素を調和させ、
それらが優しくつながり、
光の彩りに満ちた庭園のような邸宅を目指します。
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FACADE
水面が柔らかに反射する
軽やかな上層部の外観意匠を採用。存在感を醸す上層部は、水辺に反射する光を纏う、軽快なスカイラインを表現。妻側住戸のバルコニー面に縦ルーバーを施し、風の通り道を創出しました。
外観完成予想CG
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MULLION
低層のフォルムに心地いい
リズムをもたらすマリオンを採用。西側と東側の棟には、マリオンを採用。地上5階建ての低層フォルムに心地いいリズムをもたらすとともに、ボリューム感を抑える工夫を施しています。
外観完成予想CG
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GLASS HANDRAIL
乳白色とスカイブルー乳白の2種を
組み合わせたシャープな
ガラス手すりを採用。外観のシャープさを生み出すガラス手すりには、乳白色とスカイブルー乳白の2種を採用。新中川と大空に抱かれた蒼き地へのオマージュを込めました。
外観完成予想CG
エントランス完成予想CG
ENTRANCE
木洩れ陽につつまれた、
美しき迎賓空間。
通りの並木道と調和するように、
彩りにあふれた樹々を植栽。
住む人だけでなく、
行き交う人の心までも潤す
美しい迎賓空間へと仕立てています。
また、大きく迫り出した庇の軒天には木調の素材を施し、
樹々の中へエスコートされる感覚を演出。
美しき庭園邸宅の顔となる、
木洩れ陽につつまれたエントランスとなっています。
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WOOD TONE
木調の扉を施した優美な佇まいと、
内側への視線を遮る
プライバシー性を確保。住まいの顔となるエントランスに、木調の扉を施すことで、優しさに満ちた迎賓空間を創出。外から内側が見えないため、高いプライバシー性も保っています。
エントランス完成予想CG
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GREEN APPROACH
通りから斜めに歩みを進める、
美しい緑のアプローチ。上質な自然石や温もりあるルーバーの素材を組み合わせた奥ゆかしいアプローチは、住む人のプライベートな領域性を創り、緑の潤いにつつまれています。
エントランス完成予想CG
エントランスホール完成予想CG
ENTRANCE HALL
椿を模した回廊が迎える、
和モダンなホール。
内へ入ると静けさに包まれたホールが迎え入れてくれます。
左壁面にダークグレーの小端積みのタイル。
そこに、和格子模様にカットした行燈のような
淡い灯りを組み合わせました。
さらに、
椿の花びらを模した美しい曲線を描く折り上げ天井を採用。
行き交うたび深い安堵と高揚感で包まれます。
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ANDON
組子細工の幾何学模様を施した
行燈のような淡い灯り。ホールの壁面にはダークグレーの小端積みのタイルを基本に、行燈を模した灯りをランダムに配置。間接的な淡い光を足元から照らし、静寂を演出します。
エントランスホール完成予想CG
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「麻の葉」の組子細工からこぼれる、雅やかな光がフロアを照らし出す。
行燈を模した壁面の灯りには「麻の葉」の組子細工を施し、和モダンな空気感を演出。「麻」は古来より神事に用いられ、魔除けや厄除けの意味があります。その集合体の麻の葉は、より強い意味と美しさを誇っています。
image photo
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COVED CEILING
椿の花びらの美しい曲線を描く、上質感漂う折り上げ天井。
天井は椿の花びらが幾層にも重なり合う折り上げ天井を採用。優しい光がこぼれ落ち、間接的に照らすことで、帰り着く人を深い高揚感で満たしてくれます。
エントランスホール完成予想CG
MODERN GARDEN
雅やかなイロハモミジが佇む、
静寂をデザインした借景庭園。
住宅棟内側の中心部には、鮮やかに色づくイロハモミジを植えたモダンな庭園を配置。ホールのガラス越しに、眺めるたび心穏やかになれる借景を望むことができます。
マテリアル写真
MATERIALS
アースカラーを基調とした
外観やホールなどに、水と緑、
そして椿の趣きを感じさせる
素材を厳選しました。
外観にはベージュやブラウンカラーのタイルを中心に、2種のシャープなガラス手すり、縦横にリズムを創るダークブラウンのルーバーを組み合わせ、自然の風合いが際立つ素材を採用。ホールの床には、上質感漂う数種の大判タイルを貼りわけ、気品を醸す佇まいを創出しました。
マテリアル写真
PLANTING DESIGN
建物を包み込むよう随所に花木を植栽し、
庭園のような景観を創出。
高木のシロダモ、ケヤキ、シラカシ、イロハモミジのほか、
中木にはヒメユズリハ、エゴノキ、ソヨゴ、マサキ、
シラカシなどを植栽。
低木・地被植物にヒラドツツジ、
セイヨウシャクナゲ、ガクアジサイ、
アホニアコンフューサ、
サルココッカ、ベニシダなど、
庭園を想わせる
多種多様な植物を採用しました。
GARDEN & EXTERIOR DESIGNER
ここでしか描くことのできない
「水辺に暮らす豊かさ」。
「澄み渡る清き川の畔にある庭園」という
新たな視点で住まいを創造。
人と自然の関わるあらゆる空間に配慮し、
そこに住む人々が過ごしやすく、共存できる住まい環境を目指しました。
マンションの内側に配置した庭園を中心に緑の潤いを創出。
景観をデザインすることで、そこに住む人のコミュニティまでも育むと考えました。
庭を眺めるだけでも癒され、自然の中にいるかのような空気感を味わえます。
そんな「心の豊かさ」を住まいの敷地内に描くこと。
新中川に寄り添い、緑とともに暮らす「庭園邸宅」を描くことで、
これからの時代に相応しい住まいの在り方を提案しています。
株式会社岐阜造園
1927年創業の造園会社。造園専業では日本で唯一の上場企業で、1級造園施工管理技士や1級造園技能士などを多数抱えている。マンションだけでなく、パブリックスペースの緑化、樹木の保存や治療に至るまで幅広い見識を持っている。