担当者インタビュー
事業推進担当者 [商品企画篇]
住宅事業推進部 リーダー 廣田渉 氏
商品企画にあたっては、「そのエリアのニーズに最も適した仕様を採用する」というブランド方針のもと、まず近隣マンションに住む方々に対して意識調査を行います(※一部物件を除く)。その結果をもとに社内で打ち合わせを重ね、どのようなマンションにするのか、コンセプトや仕様の方向性を定めていきます。 自分たちの思い込みではなく、そのエリアの方々が本当に求める住まいを実現するための、重要な工程です。私が担当した「バウス日暮里」においても、周辺の複数の既存マンションにお住まいの方々を対象に、暮らしに関するアンケート調査を実施し、このエリアで多い共働き・子育て世帯のニーズを洗い出して、商品企画に反映しました。また、他社の事例なども研究しながら、このエリアに本当に必要なもの、足りていないものは何かを追求し、"生活に必要な機能を確実に満たす"という想いで、社員が知恵を出し合って商品企画に取り組んでいます。
実際の生活者の声をもとに、共働き・子育て世帯へ配慮した当社ならではの商品企画も数多く生み出しています。 例えば、バウス日暮里では、共用部においては、3人乗り電動自転車が各戸1台は必ず停められる地下駐輪場、多用途に使えるマルチゲストルーム、機械式駐車場の入出庫の際にお子さまが安全に待つことができるスペース「キッズポケット」や、宅配物をその場で開梱できる荷捌きスペースなどを設けています。また、専有部では、家事の時短を実現したいという声に応えて、生ゴミ処理に便利なディスポーザーや自動洗浄する浴槽、外出先からスマートフォンでエアコンのON・OFFや、浴槽のお湯張り予約ができる「スマートリモコン」など、家事効率を高めるアイテムを多数採用しています。なかでも、共働き・子育て世帯にとって日々の移動手段ともなる自転車に関しては、子育て経験のある社員の意見などもヒアリングし、あらゆるシーンを想定して、さまざまな設備を導入しています。
バウス日暮里 地下駐車場の工夫
POINT 1


雨や風の影響を受けにくい地下駐輪場を全戸分ご用意。1階とつながる専用の直通エレベーターを設置しているため、自転車を押して長いスロープを移動する必要がありません。重たい自転車でもスムーズに出し入れでき、日々の負担を軽減します。
POINT 2


チャイルドシートがある部分は横幅があり、重量もある3人乗り電動自転車は、一般的な駐輪場では停められない場合も。そんな幅のある3人乗り電動自転車に考慮した駐輪ラックを各戸分採用。また、お子さまが自分の自転車を簡単に停められるよう、平面式のキッズサイクル置場も設けています。
POINT 3

電動自転車のバッテリーは、従来だと住戸内へ持ち帰って充電するため、「朝の急いでいるときに限って、充電したのに持ち出し忘れてしまった。」「お子さまをつれて取りに戻るのは大変。」ということも起こりがちです。そのため、バッテリーの保管と充電が同時に完結できるよう、共用部にコンセント付きロッカーを設置。ロッカーにはヘルメットなどの自転車関連グッズも保管できて便利です。
POINT 4

買い物帰りの駐輪場では、荷物に加えてお子さまも降ろさなくてはならず、一度にいくつもの動作が重なります。地下駐輪場内の各所には一時的に荷物を置けるスペースを設けているため、荷物を床に置かずに済み、自転車単体で駐輪できます。
POINT 5


自転車でのお出かけが多い子育て世帯の暮らしに配慮し、地下駐輪場内には住む方のベビーカーを一時的に置いておけるスペースを確保。公園遊びや買い物から帰る途中で、お子さまが自転車で眠ってしまっていても、そのままベビーカーへ乗せ替えることができ、買い物袋などの荷物もベビーカーに移し替えて自転車をラックに収納できます。
POINT 6

日常的に使用する自転車にいつでも快適に乗ることができるよう、電動空気入れを備えたサイクルピットを地下駐輪場内に設置。自宅から空気入れを持ち出す必要がなく、思い立ったときにその場でタイヤの空気圧を整えることができます。いつも空気圧を適正にしておけば、走行が軽くなるだけでなく、パンクや転倒のリスク軽減にもつながります。
POINT 7

イメージ
自転車ライフの利便性をさらに高めるため、地下駐輪場内に電動自転車のレンタサイクルを2台ご用意。急な坂道のある場所へ行く場合や重い荷物を運ぶ場合に便利なほか、家族で自転車の利用が重なった時にも役立ちます。予約はスマートフォンで簡単にでき、利用料金もキャッシュレス決済です。
都心で働く共働き・子育て世帯にとって、自転車は日々の暮らしを支える大切な移動手段。だからこそ、駐輪場を単なる自転車置き場ではなく、使いやすさも含めた生活インフラとして捉え、細部まで配慮を行き届かせました。専用エレベーターによるスムーズな動線、3人乗り電動自転車やキッズサイクルに対応したスペースの設計のほか、充電ロッカーや一時荷物置きスペース、一時ベビーカー置場まで、子育て世帯の暮らしを支える設備を整え、より快適な日常を実現することを目指しています。
イメージ
イメージパース
近年、都市の住まいの広さは限られる傾向にあるため、共用部をより有効に活用すべきだと考え、従来のゲストルームを、暮らしを支える"使える空間"「マルチゲストルーム」へと進化させました。それは、単なる来客の宿泊用ではなく、住む方々の日常にも活かせる共用空間です。親戚や友人を迎える際は、快適な滞在空間としてのクオリティを確保。一方で、小さなお子さま連れ同士で集まって、お子さまたちの声も、時間も気にせずにおしゃべりが愉しめる小上がりスペースや、自分のパソコンを持ち込んで作業に集中できるデスクコーナーを設置。住む方の暮らしがさらに豊かになることを目指し、多様な使い方ができる共用空間として設計しました。
友達同士で和やかに集える
小上がりスペース
リラックスしてゆったりとくつろげる小上がりスペースでは、気の合う子育て家族が親子でお茶会を開いたり、お誕生日会を催したりと、気軽に愉しめます。

自分だけの時間に集中できる
デスクコーナー
座り心地のよいチェアを備えたデスクコーナーも設けており、リモートワークや勉強など、自分の時間に集中できます。

メールコーナーには、届いた宅配物をその場で開梱できる荷捌きスペースを設置。宅配ボックスから宅配物を取り出し、梱包用の段ボール箱や紙袋などはその場で処分できるため、必要な商品だけを自宅に持ち帰ることができます。かさばる段ボール箱を抱えて運び、また1階のゴミ置き場に持っていく...という手間が省けます。
当社は、用地の取得から、商品企画、設計・品質管理、アフターサービス、管理に至るまで自社で完結するグループ一貫体制を強みとしています。各部門が専門性を発揮するだけではなく、それぞれのアイデアを活発に出し合い、柔軟な姿勢で住まいづくりを推進しています。さらに、当社物件のご入居者様や、販売中物件にご来場されたお客様や周辺の既存マンションにお住まいの方からの声も集め、それらを積極的に計画に反映させています。これからも、BAUSが掲げる「感動が育つ住まい。」の実現を目指し、スタッフ一人ひとりがよりよい住まいづくりに真摯に向き合い、豊かな暮らしをお届けできるよう取り組んでまいります。